剣の主
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No.1488
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「何だよレザ?お前は戦場に恐怖しか無えのか?」 「あ…当たり前だろ!?」 レザと呼ばれた兵士はパサンに言った。 「死ぬかも知れないんだぞ!?」 「そりゃそうだ。でもよ、そんな事考えてたら戦えねえじゃねえか」 「考えちゃうよ!むしろ考えないってどういう神経してんだよ!?」 「ちょっと落ち着けよ、お前」 「そうだよ。みんな不安な気持ちは同じさ」 他の兵士達がレザをなだめる。 レザは頭を抱えて震え始めた。 「俺は死ぬのが怖い…いつも自分が戦場で死ぬ時の事を想像しちまう…考えちゃ駄目だって解ってるのに…それで、怖くて、怖くて…気が狂いそうになるんだ…」 「この軟弱者めがああぁぁっ!!!!」 とつぜん輪の外から怒鳴り声がし、皆は驚いて一斉に振り向く。 熱血クソ真面目男のカシールが顔を真っ赤にして仁王立ちしていた。 事実上強制選抜の義勇軍に自ら望んで志願した物好きである。
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