剣の主
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No.1478
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「もーイヤッ!!!!」 部屋に戻るなりセイルはそう叫んでベッドに倒れ込んだ。 「セイル様、お気を落とさないでください」 「あぁ…アルトリア、笑ってくれよ。この哀れな僕を…」 「そうご自分を卑下なさらないで…」 「はぁ…解ってるさ。仕方の無い事なんだ。人の心は変わる物…。僕はサーラさんの心を支配しようなんて思っちゃいない。あの人が幸せならそれで良いよ…でも…それでも…思わずにはいられないじゃないか!僕は一体何のためにここまで苦労して来たんだ!?…って!」 「お察ししますよ」 セイルをなだめすかしながらアルトリアは思う。 (それにしてもサーラ殿の態度も無いものだ。これは一言もの申してやらねば気が済まんな…) その翌日、アルトリアはサーラの部屋を訪れた。 「お会いいただき光栄です、サーラ殿」 「こちらこそ、アルトリアさん。あなたの方から私を尋ねて来るなんて珍しいわね。で、今日はどういったご用件で?セイル君は居ないの?」 「居りません。サーラ殿、セイル様は非常にショックを受けておられます」 「はあ? どうして?」 キョトンとした顔で聞き返すサーラに、アルトリアは怒りを通り越して呆れた。
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