剣の主
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No.1474
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表向き平静を装いながら内心激しく動揺するセイルに、ユーナックは更に言う。 「君の話はサーラから聞いているよ。聖剣の勇者なんだってね」 「し…知ってるんですか!?」 「ああ、君がサーラの初めての相手という事も知ってる」 「そ…そんな事まで話したんですか!?サーラさん!!」 サーラは少し頬を赤らめ、おかしそうに答えた。 「ええ、話しちゃった♪ごめんね、セイル君。…こんな事言うのも何だか照れ臭いけど、彼は私が唯一、心を許して何でも話せる存在なの。本当に私にとって公私共に掛け替えの無いパートナーなのよ」 それはセイルにとってトドメの一言だった。 「は…“話しちゃった♪”って…掛け替えの無いパートナー…?…公私…共に…?」 彼は自分の中で信じていた何かが音を立てて崩れていくのを感じた。 そんなセイルの内心を知る由も無いサーラはユーナックを小突く。 「…ってゆうかユーナック!サーラって呼ぶのは二人きりの時だけにしてって言ってるじゃな〜い」 「ああ、ごめんごめん♪…以後気を付けます、サーラ姫様」 「もう♪ふざけないでよ〜」 「……(え…何…この展開…どういう事…これ…)」
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