剣の主
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No.1473
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騎士にしてはやや線が細いような気もするが、その口調や立ち振る舞いからは品の良さが感じられ、無骨な軍衣に身を包んでいてさえ優美さを醸し出している。 そして顔立ちは…嫌味な程の美男子である。 同じ男であるセイルが思わず嫉妬する事も忘れて見入ってしまう程…。 ぶっちゃけ女にモテそうだ。 (…美男子…名前で呼び合う仲……えっ!まさか…!?いや、まさかですよね?サーラさん!?) セイルの胸中に一抹の不安が生じ、急速に広がっていく。 セイルが騎士を気にしている事に気付いたサーラは彼を紹介した。 「…ああ、セイル君。紹介するわね。彼はユーナック。もと東方鎮台軍所属の騎士で、今は私の側近よ。東方鎮台府に来たばかりで右も左も分からなかった私の相談に乗ってくれて、色々と支えてくれたの」 「は…はあ…」 「はじめまして、クルアーン・セイル殿。私はユーナックだ。サーラを助けに来てくれた事、私からもお礼を言わせてくれ」 そう言うとユーナックはセイルに向かって頭を下げた。 「い…いやぁ…どういたしまして…(やっぱりナチュラルにサーラさんを呼び捨てに…!何なんだ!?この人サーラさんの一体何なんだぁっ!!?)」
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