剣の主
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No.1472
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「ジェムに気に入られて側近に取り立てられたって聞いてたわ。それでも私を選んでくれたのね…ありがとう…ありがとう…」 サーラは涙を流しながらセイルに感謝した。 セイルは思う。 (こんなに喜んで貰えるなんて…色々な物を失ったけど、やっぱり来て良かった!) (良かったですね、セイル様…) そんな二人をアルトリアも微笑ましく見ていた。 サーラの事があまり好きではない彼女も思わず頬が緩むのだった…。 ところでサーラが広間に入って来た時、一人の若い男の騎士を伴っていた。 護衛役か何かだろうと思っていたその騎士が不意に口を開いた。 「良かったね、サーラ。大切な人と再会出来て。私も嬉しいよ」 優しげな微笑みを浮かべてサーラに語り掛ける彼に、サーラもまた笑顔で応える。 「ええ、ユーナック…」 「…?」 その会話にセイルはふと違和感を覚えた。 (サーラさんを呼び捨て!?この人一体何者なんだ!?) セイルは改めてユーナックと呼ばれた青年騎士を見た。
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