剣の主
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No.1470
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包囲突破がいかに簡単であるかを示され意見が揺らぐ指揮官達。 一方、当のサーラは疑い、兵に尋ねた。 「…少し怪しいわね。私達を油断させて刺客を送り込むため敵の敵の演出とも考えられるわ…。その男はどんな風貌をしていたの?」 「はあ、それがちょうど殿下と同年代ほどの…年の頃15〜6といった少年で…名をクルアーン・セイルと名乗っておりました」 「え…っ!!!?」 その名を聞いた途端、サーラは目を丸くした。 「間違い無いの!!?」 「はい、確かにクルアーン・セイルと名乗っておりました」 「…会う!会うわ!今すぐに!彼を通して!早く!」 「で…殿下…?」 「みんな!悪いけど今日の評定はこれで終わりよ!解散!もう帰って良いわ!」 「「「えぇ…っ!?」」」 「さぁ!彼のいる所へ案内してちょうだい!」 「か…かしこまりました!」 「「「……」」」 それまで訝しんでいた事も忘れ、興奮しているのか頬を紅潮させながら、クルアーン・セイルなる少年に早く会わせろと連呼するサーラ。 彼女がそんな表情を見せた事は今まで無かったので、指揮官達は“これは…”と顔を見合わせ肩をすくめた。
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