剣の主
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No.1467
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一方、サーラ軍の兵士達も城壁の上からその様子を見ていた。 「あ…あいつら一体何者だ…!?」 セイルとアルトリアは城門の真下まで来て叫んだ。 「お〜い!今のを見ていただろう!?僕は味方だぁ!!中に入れてくれぇ!!!」 兵士達は顔を見合わせる。 「…と言ってますが、小隊長殿、どうしましょう…?」 「わ…我々では判断しかねる。とりあえずサーラ様にご報告し、指示を仰ごう」 …どこの軍も似たような状況らしい。 まあ士族階級とはいえ百年以上も平和な時代が続いて半ば文官化しているのだ。 急に戦乱の中に放り込まれて、すんなり適応できる者は多くない。 「とりあえずあの者の名を訊いておけ」 「ですね…おーいっ!!お前、名前はーっ!?」 「僕は…クルアーン・セイルだ!!」 イルシャ・マディーナの中心…旧王宮…そこにサーラはいた。 今はちょうど指揮官達を集めて評定の最中であった。 「このまま籠城を続けたとして、あと何ヶ月持つかしら?」 「おおよそ一ヶ月弱…といった所でしょう」 「たったそれだけ…いえ、今の王都の人口を考えれば仕方ないわね…」
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