剣の主
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No.1465
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「…参ったな…」 セイルはポツリとつぶやく。 アルトリアが歩み寄って来て尋ねた。 「セイル様、いかがいたしますか?もうこの男一人を生かそうが殺そうが影響は無いと思いますが…」 「あぁ…駄目だ…何か、この男の話を聞いてたら、殺すのが可哀想になってきちゃったよ…」 そう言ってセイルは剣を鞘に収めた。 「あ…あぁ…っ!!あ…ありがとうございます!!!ありがとうございます!!!」 隊長は額を地に擦り付けるように頭を下げながらセイルに何度も何度も礼を言った。 セイルはそれに対して何も答えず、苦々しげな表情で女達の方を見て言った。 「すいません、皆さん。僕は彼を殺せませんので…あとは皆さんの方で ど う ぞ ご 自 由 に 」 「…え…?」 隊長の表情が一瞬で凍り付く。 「「「……」」」 女達はそこらに転がる死体から武器を取ると、隊長を取り囲む。 「……」 隊長は地獄の扉が開かれた事を悟った…。 …その後“耳を閉ざしたくなるような凄惨な悲鳴”が小一時間にも渡って洞窟内に響き渡り続けたが詳細な描写は省く。 セイルとアルトリアの連絡を受けた近くの町の守備隊が洞窟に駆け付けたのは二時間後の事だった…。
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