剣の主
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No.1464
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だが次の瞬間、セイルはカッと目を見開くと、勢い良く聖剣を横に凪ぎ払った。 「はああぁぁぁっ!!!!」 するとどうだろう。 剣の軌跡から鋭利な透明の刃(やいば)…水の刃が出現し、兵士達の身体を斬り裂いた。 「「「…ッ!!!?」」」 悲鳴を上げる間も無く絶命する兵士達。 三百余の兵は一瞬にして物言わぬ肉塊と化した。 一人、洞窟の一番奥にいた隊長だけが水の刃を逃れて生き残った。 「…あ…あぁ…な…何じゃこりゃあぁぁっ!!!?」 隊長は絶叫する。 セイルはゆっくりと歩み寄った。 「ひいいぃぃぃっ!!!?ば…化け物ぉ!!!…来るな!!!来るなあぁぁ!!!」 腰を抜かして尻餅を付きながら後ずさる隊長。 ガタガタと震える手で剣をセイルに向ける。 「……」 セイルは何も言わずにその剣を聖剣で弾き飛ばした。 「イヒイィィッ!!!?」 隊長は子供のように泣きじゃくりながらセイルの前にひれ伏して哀願し始めた。 「た…頼むうぅ!!!助けてくれえぇ!!!俺には故郷に妻と七歳になる息子がいるんだよおぉ!!!俺達だって何も好きで盗賊に成り下がった訳じゃない…生きたかったんだ!!!帰りたかったんだあぁぁっ!!!!」
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