剣の主
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No.1463
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セイルの構えた聖剣の刀身が光り輝き始めたのだ。 いや、良く見れば小さな小さな光の粒が空中から、あるいは地中から生まれ出でて聖剣に集まっているのだ。 どこか青みを帯びたその光は、水を連想させた。 「こ…これは…っ!?」 セイル自身、その現象に驚く。 アルトリアは言った。 「セイル様!いま聖剣は大気中や土中の水分を集めているのです!」 「す…水分!? 水か!?」 「そうです!ルーナの聖剣は海神より授かりし“水の聖剣”…水を自在に操り敵を屠る…それこそがこの剣の真の力なのです!」 「水を操る…だって!? 一体どうすれば良いんだ!?」 「目を閉じてください!そして心の耳を澄ますのです!聖剣があなたを導いてくれましょう!」 「ま…またそんな抽象的な事を…くっ!」 セイルは目をつぶり、心を落ち着かせるべく深く深呼吸した。 それを見た兵士達。 「な…何だコイツ…!?」 「いわゆる大技を繰り出す前の精神統一ってヤツか?」 「んなもん待ってやる義理なんて無え!殺っちまえぇーっ!!」 「「「うおぉぉっ!!!!」」」 剣を振り上げて一斉にセイルに斬りかかった。
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