剣の主
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No.1454
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「……」 押し黙るセイルを余所にアルトリアはオアシスの方へと向かう。 それほど大きくないオアシスには、水を吸って膨れ上がった複数の死体が浮かんでいて、水は赤黒く染まっていた。 「う〜む…ここの水は当分飲めそうに無いな…食料は諦めていたが、水もか……セイル様〜!これ以上ここに留まっていても仕方ありません!補給は諦めて先を急ぎましょう〜!」 村の方にいるセイルに向かって呼び掛ける。 するとセイルが不可解な事を言いながらオアシスの方に来た。 「アルトリア!その前にやらなきゃいけない事があるよ!」 「はあ…?」 アルトリアは嫌な予感がした。 「あの…やらなきゃいけない事…とは何です?」 「決まってる!この事を近隣の村々に知らせるんだ!」 「……あ…そちらでしたか…良かった…」 「?…何だよ?」 「いやぁ、失礼ながらセイル様の事ですから、殺された村の人達を埋葬する…なんて仰るかと思いましたよ」 「…それは考えたけど諦めたよ。五十人分の墓穴を二人で掘るなんて無理だし…」 「……(考えたのか…)」
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