剣の主
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No.1451
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その頃、セイルとアルトリアは村で手に入れたラクダに乗り、王都を目指して砂漠を進んでいた…。 「結果的にライラ先生を騙した事になってしまったなぁ…」 「お気になさらない事です。片手でも戦える術を修得した今、セイル様があの女と戦うメリットは何一つありません。強いて言えばウマル殿の仇討ちでしょうか…」 「…いや、今になって思えば、先生は仇とは少し違う気がしてるんだ。あの人はお祖父様の最期の希望を聞いただけ…強いて言えば“介錯人”かな…」 「…セイル様がそう思われるのならばそれでよろしいでしょう。いずれにせよ無益な戦いは避けられる物ならば避けるに越した事はありません」 「ああ、今はサーラさんの力になるために王都を目指すのみ!…片腕を失った時は絶望したけど、僕はもう迷わないよ」 「その意気です、セイル様!さぁ、参りましょう!」 夜空には大きな月が輝き、二人の行く先を照らしていた…。 それから数日後、二人は補給のため小さなオアシスの村に立ち寄った。 だが… 「こ…これは…!?」 「…酷いですね…」 …村は壊滅状態だった。 家々は破壊され、そこら中に村人と思しき人々が無残な骸を晒していた。
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