剣の主
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No.1449
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日は既に西に傾き、空を朱に染めている…。 「…あぁ、こんな所にいた…」 「…む?」 そこに現れたのは宿の店主だった。 「…店主、宿に少年と娘の二人連れがいたろう。彼らはどこにいる?」 「あの二人ならとっくに宿を引き払って旅立たれましたよ?」 「え…っ!?」 「その際、妙な伝言を預かりまして…この空き地に女剣士がいるはずだから、その人が夕方近くまでいたらこれを渡して欲しいと…」 そう言って店主は折り畳まれた一枚の紙を差し出した。 ライラは急いでそれを受け取って広げた…。 “先生、ありがとうございました。ご恩は忘れません。セイル” 「……な…何という事……あのセイル君が……あの真面目で、人との約束は絶対に破らない、あのセイル君が……よりにもよって決闘をすっぽかすとは……」 「あのぉ、大丈夫です…?」 頭を抱えるライラに店主は心配げに声を懸けた。 「フ…フフ……面白い…君も成長したのだな、セイル君…良いだろう!私も再び君を追おう!そして次に会った時は即・殺し合いだぁ!!」
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