剣の主
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そう言うとアルトリアは聖剣を鞘に収めたまま床に置き、その上に両手をかざして何やら呪文のような物を唱え始めた。 「…レー・ワカ…レー・ワカ…ティ・ターカ…ムーケイセ…聖剣よ、主に応じ、その姿を変えよ…っ!!」 「な…っ!!?」 次の瞬間、聖剣の置かれた床の周りに光り輝く魔法陣が浮かび上がり、聖剣自体もまた眩い光を放ち始めた。 「ア…アルトリア!!これは…!?」 「話し掛けないでください!!ここから集中しないといけないんです!!」 「すいません!!」 …数分後、部屋中を満たしていた光が収まった。 「い…一体何だった……あぁぁっ!!!?」 セイルは仰天した。 聖剣が…片手剣になっていたのだ。 元は、両手で持つための長い柄に、割と幅の広い刃を持つ、全体的に重たげな印象の剣だったが…。 いま目の前にあるのは、細身で柄の部分も短く、オマケに護拳まで付いている、見事な片手剣であった。 アルトリアはというと、長距離走完走した後のようにグッタリしている。 「はぁ…はぁ…これ、けっこう疲れるんですよね…」 「凄いよアルトリア!!!!」
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