剣の主
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No.1441
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正直、ライラは聖剣欲しさに適当な事を言っているのでは?…という疑惑がセイルの中に無いと言えば嘘になる。 でも、今の彼には彼女を信じて健気に師事するしか無かった。 …そして、その期待は裏切られる事は無かった。 ライラが教え始めるとセイルは彼女の言った通り“突きメイン・スピード重視”で本当にメキメキ強くなっていったのであった。 それはセイル自身が実感として感じる程の成長ぶりであった。 特訓2日目… 「…はぁっ!!やあぁっ!!」 キィンッ! キイィンッ!! 「…良いぞ!セイル君!そうだ!踏み込んで来い!!」 「たあぁぁーっ!!!」 セイルはライラの胸元に向けて真っ直ぐに剣を突き出す。 キイィィンッ!!! だが、彼の剣はまたもライラに弾かれた。 今回は何とか手放しこそしなかったものの、喉元にはライラの剣先が突き付けられている。 「ま…参りました、先生…」 「…うむ」 ライラは頷いて剣を引いた。
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