剣の主
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No.1433
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…やがて、彼は目を開いた。 そしてライラに向かって言った。 「先生…」 「何? お祖父さんの仇討ちでもする? 先生ならいつでもウェルカムだよ〜。…ま、今戦っても君が私に勝てる確率は限り無くゼロだけどねぇ。元の実力差に加えて更に片手って…こりゃ私の方がハンデでも付けるか? 重り背負って戦うとか、下半身埋まるとか…」 「いや、まず話聞けよ!……改めて先生、僕に…僕に片手の剣術を教えてくれませんか!?」 「…へ?」 「セ、セイル様…!?」 その言葉にライラもアルトリアも一瞬「ハァ?」という顔になる。 「セ…セイル様、失礼ですが正気ですか? この女はウマル殿の仇で、しかもセイル様を殺そうとしているのですよ? そんな者に剣術の指南を請うなど…」 「…ああ、自分でもおかしな事を言ってると思うよ。…でも先生は片手・両手、双方の剣術を身に付けている。それが騎士学校教師の必須条件だからね…。さらに先生は教え方が上手かった…そして、強い」 「た…確かに…」 「…それに先生は、たぶん今の僕は殺さないと思うんだ。そうですよね、先生?」
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