剣の主
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No.1419
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「どうぞ。…結局痛み止め程度の効果しかありませんでしたが…」 アルトリアは薬入れを医者に手渡す。 医者は中の薬を少し手に取って、匂いを嗅いで、舐めた。 …と思ったら眉をしかめてペッと床に吐き捨てて言った。 「痛み止め程度だって?…冗談じゃない!こいつは毒だぞ!!」 「え…っ!!!?」 アルトリアは驚愕に目を見開いた。 医者は説明する。 「確か初めはかすり傷程度だったのが次第に悪化していったと言っていたね…それは傷口にこの毒を塗り込んでいたせいだよ。塗ると痛みが無くなったのは痛覚を麻痺させる効果があるからだ。即効性じゃないが、少しずつ少しずつ浸透していって患部やその周辺を破壊していく…本当にタチの悪い毒薬だよ。悪い商人に偽物を掴まされたね…心から同情するよ…」 「…いや…それは……」 アルトリアはその続きを口にする事が出来なかった。 それは、彼の母親が彼に渡した物です…と…。
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