剣の主
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No.1411
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「…ん?何だアイツは?」 「怪しいな…おい!止まれ!何者だ!」 包囲軍の兵士達は近付いて来る二人の人影に気付いて槍を構えた。 二人ともローブをかぶって顔を隠しているが、どうも男と女のようだ。 男が口を開いた。 「…どいてくれ。王都に用があるんだ…」 「はぁ?何を言っとるんだ貴様!?王都には今我々と交戦中のイルシャ・サーラ率いる賊軍が籠城中なのだぞ!出入りは許さん!」 「もしや貴様、敵側の間者ではあるまいな!来い!取り調べる!」 「…仕方ないな」 そう言うと男はバッとローブを翻した……と思った次の瞬間、兵士の一人の頭が宙を舞っていた。 「こ…こいつ…っ!?」 「やりやがったなぁ…っ!!?」 周りの兵士達が一気に殺気立つ。 一人が叫んだ。 「お…おい!こいつクルアーン・セイルじゃないか!?手配中の…!」 「本当だ!人相書きの通りだ!間違い無い!」 「だ…だがコイツ…隻腕だぞ!!?」 そう、ローブの中から姿を現したセイルには…右腕が無かった。
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