剣の主
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No.1410
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「全部してくれるの?悪いな。何もかも君に任せきりで…」 「良いのですよ。それより今は体を休めてください。砂漠をナメたら死にますよ」 「…解った。今日の所はお言葉に甘えさせてもらうよ」 セイルは眠りに就いたのだった…。 それから、1ヶ月後… 場所は旧王都イルシャ=マディーナ。 「ついに来たぞ…」 「ええ、来ましたね…」 二人は小高い丘陵の上に立ち、懐かしいイルシャ=マディーナの都を見下ろしていた。 王都の周りをぐるりと軍勢が取り囲んでいる。 「…まさに蟻の子一匹這い出る隙間も無いと言った所ですかね。あれでは近付けませんよ…」 「斬り抜けるしか無いよ」 セイルは聖剣の鞘を握り締めて行った。 「…やりますか?」 「…ああ、やるさ!そのためにここまで来たんだもの!もう躊躇わない!立ちはだかる者は全て斬り伏せる!」 「セイル様…(本当にこの短期間で逞しくなられた)…解りました!ならば私は全力であなたをお護りいたします!」 真実の己を知り、なおかつ決死の砂漠越えを敢行したセイルは、心身共に驚くべき成長を遂げていたのである。
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