死後の人生
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(どうやって飲ませる?) 口を開けるタイミングを見計らい唾を吐けばいいのだろうか。口を開ける偶然と吐いた唾が入る偶然が重ならないと難しい。 ねぶった指を口に捩じ込めば確実に口に含ませることはできるだろう。けれどもそれでは微量になってしまう懸念がある。さらに、翔の口に捩じ込んだ指をもう一度しゃぶって同じことを繰り返すなど生理的に受け付けない。 そういうわけだから口移しというのもあり得ない。仮にもファーストキス、どうせなら相手は女がいい。というか普通は異性のはず。 「あ……」 ファーストキスを体験せずに死んだことが悔やまれた。チェリーならまだしもキス未経験は自分でも情けなく、直哉はあからさまに項垂れた。 「やん……あはぁ……はああ……」 耳にこびり付く艶かしい声。それだけで股間がムズムズと落ち着かなくなる。先に胸を触っていただけに、ズボンにテント張ってしまいそう。 「守岡(もりおか)……」 血色のいい健康的な桃色をした希の唇はリップで艶を重ね、吐息に湿り、陽光に光る。
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