剣の主
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No.1394
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「おーい!!アルトリアー!!」 馬を駆りながらセイルは自らの斜め前を疾駆するアルトリアに呼び掛ける。 「何ですー!?セイル様ー!!」 「そろそろ馬を止めて休まないかー!?」 「そうしたいのは山々ですが追っ手が掛かったかも知れません!!念のため身を隠せる場所まで走りましょう!!」 今二人が走っている所はだだっ広い荒野である。 低い植物が疎らに生えているだけの平地で遠くまで良く見渡せる…逆に言えば遠くからでも見付かりやすい。 「身を隠せる場所ってどこだよー!?」 「それは…森林とか…洞窟とか…岩場とか?」 「それはあとどれくらい走れば着くんだ!?」 「分かりません!!」 「…嫌だー!!普段馬なんて乗ってないから尻が痛い!!休みたいー!!」 「情けない!!それでも騎士ですか!!」 ちなみに乗馬の技術は騎士学校で教わる。 文にあって武を忘れず…平和な時代が続いても騎士としての本質を忘れないためである。 そうして馬を駆ること約一時間…二人は隣町に着いてしまった。
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