剣の主
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No.1391
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「さぁ!セイル様もお早く!」 「お早く!…って簡単に言うなよ!!屋根と屋根の間、ちょっとした距離じゃねえか!!」 セイルが躊躇っていると、兵士達も窓から出て来た。 「逃がさんぞ!!クルアーン・セイル!!」 「えぇい…ままよ!!うわあぁぁ〜っ!!!!」 セイルは助走を付けて、跳んだ。 だが… (あ…やばい…ギリギリとどかないわコレ…) 彼は空中で悟った。 (あぁ…二階から落ちたら…骨…折るだろうなぁ…) その後ジェムの元に連れて行かれて…たぶん、死刑か、それ以上に辛い刑罰が待っているだろう。 (それは嫌だ!!!!) セイルはカッと目を見開いた。 「うおおぉぉぉっ!!!!こんな所で終わってたまるかあぁぁ!!!!」 空中で必死にぐるぐる手を回すセイル。 そんな行為がどれだけの意味があるというのか…翼でもあるまいし…結局わずかな空気抵抗すら生まなかった。 だが… 「…っ!!!」 ガシィッ!!!! 意外な効果…振り回した手の片方が偶然にも屋根の縁を掴んでセイルはぶら下がった。
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