剣の主
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No.1380
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「「「……」」」 「おい!!!聞いてるのか貴様ら!!?この僕を一体誰だと思ってるんだ!!?」 「「「……」」」 「くっ……」 船員達は何も言わず、ただジッとジェムを睨み付けている。 その異常な空気に、さすがのジェムも気付いた。 「お…おのれぇ…貴様ら…」 船長がジェムに歩み寄り、静かに言った。 「…ヤヴズ・ジェム大執政閣下、陸ではどうか知りませんが、船の上には船の上の法があります。溺れている者は例え敵であれ助ける…というのもその一つです。ついでに言うと陸の法や権力が船の上でも通用するとは思わないでください。あなたがその事を理解してくださるのなら、我々もあなたの顔は立てましょう。…さぁ、どうします?」 「……わ…解った…クルアーン・セイル追跡は一旦中止し、救助活動に当たれ…」 「「「ゥオオオォォォォーッ!!!!」」」 すると船員達はまるで今までが嘘のように水を得た魚のように活き活きと救助活動に当たり始めた。 「…クッソォ…覚えてろ…改革してやる…絶っ対改革してやる…」 ジェムは涙目で顔を真っ赤にしてプルプル震えながらポツリと呟いた。
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