異界のミノケンタウロスとヤリマンの旅
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No.138
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「おぅ。どうした、宝石屋! 何やら腑に落ちんような顔じゃが」 「むっ、いやな? 縁のあった坊主ゆかりの者かと思い声をかけたが、何やら碌でもない事情があったらしくてな……」 「そうかいそうかい。いやな? ミノの連中も聖地の中に、悪しき気配を感じたとざわついとるわい!」 「ケンタの方も、ふらっと消えた者がおるそうだし。……いやにきな臭いな」 気楽な観光旅行のはずが、ギガンタウロスらの間にも寒々しい気配が漂い始めているかもしれなかった。 広場を間借りし一休みしつつ、久方ぶりに力を振るおうかと空を見上げ思案し出している。 脚を痛めつつ楽団に戻ったグランは、息を整えてから好々爺然とした黒服に事の次第を報告に向かった。 迷宮街を騒がせる事態だったこともあり、「立ち番として適切な行動だった」と咎められる事無く仕事に戻ることに。 演奏を聴き終わった客らがロビーに戻ってくると、物珍しそうにグランを見物し出す者も出始めた。
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