元隷属の大魔導師
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No.1374
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「ま、まさか……」 苦笑いするフローラ。 当然だ。ここはカルタラ同盟圏内の国の王城であり、自分たちはその国賓と護衛であるのだから。 けれど―― アリアが不安に胸を疼かせていると、 「な、なんだ!貴様は!」 剣呑な叫びが室内に響いた。 アリアたちは同時に声のした方へと目をやる。 声主はどうやら扉の向こうで立ち番しているふたりの衛兵のどちらかのモノのようだ。 つまり、扉を隔てても声が聞こえてくるような部屋なのだ、ここは。 とまれ――とアリアは耳を澄ませる。 「…………」 「だから、そんなものは呼んでおらん!おるはずがない!」 「…………」 「何度言えばわかる!給仕などは必要ない!」 相手の声までは聞こえてこなかったが、大体の状況は把握できた。 問答の相手は気を利かせたメイドかなにかなのだろう。
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