剣の主
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No.1369
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「……」 セイルは幼い日を思い出していた。 ※ ※ ※ 『うぇ〜ん!うぇ〜ん!』 『あらあら、どうしたの?セイルちゃん…まぁ、擦りむいちゃったのね。じゃあママがお薬を塗ってあげましょうねぇ…』 …… 『…はい、これでもう大丈夫♪』 『ありがとう、母さま!』 『あらあら、泣いたカラスがもう笑った…♪』 ※ ※ ※ 「く……っ!!」 セイルは熱くなった目頭を押さえた。 「…どうしました?セイル様…薬が染みましたか?」 「…ああ、薬だよ…昔から染みる薬なんだ…この薬は…」 「…そうですか…」 舟は湖上を進んでいった…。 その頃、湖岸にある港町ボハイラシャットには、前線から戻って来たジェムが到着していた。 このボハイラシャットはジャズィーラ島へ行き来する人と物の中継地であり、また軍の補給基地と造船所とドックを備えた軍港の役割も果たしていた。 同じような港町は各方面にあり、アズィーム湖を利用した流通網と防衛圏を形成している。
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