剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1367
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
「…本当に良いんですね?」 「フッ…ああ、やってくれ…ワシは騎士じゃ…暖かいベッドで眠るように死ぬよりも、戦いで敵の刃によって死ぬ事を望む……さぁ!斬れぇっ!!!」 「…はああぁぁぁっ!!!!」 ライラはウマルに向かって剣を振り下ろした…。 その頃、湖上のセイルとアルトリアは… 「お祖父様……」 セイルはどんどん遠ざかって行くジャズィーラ島を不安げに見つめていた。 「ねえ、アルトリア…お祖父様は大丈夫だろうか?」 「……」 アルトリアはウマルが重い病気である事を知っていた。 彼女にはウマルの覚悟が解っていた。 彼は自らの命と引き換えにセイルと自分を逃がしたのだ…。 「…おい、アルトリア?」 「…大丈夫ですよ。ウマル殿なら…きっと大丈夫です!信じましょう!」 「…う…うん!そうだね」 「セイル様、後ろを振り返ってはなりませんよ。せっかくウマル殿が時を稼いでくれたのです。今の私達に出来る事は前に進むのみです」 「ああ、その通りだ!」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説