異界のミノケンタウロスとヤリマンの旅
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No.136
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┗舞央
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素早く後ろに跳び退ると、着地のエネルギーを溜めすぐさま宙空へと跳ねた。 軽い地震のような振動が辺りに広がり、浮き上がった土煙が司会を覆い隠してしまう。 普通の建物の1階部分を越えるほどの巨体が、人々の頭上を越えて行った。 ふと陰がさした事に気付いた若者が空を見上げると、巌のような筋肉の塊が目の前を通り過ぎていく。 姿勢制御や虚空瞬動で空いてるスペースに降り立ち、ざわつく人ごみの間へと身を滑らせてグランは娼館に向かって駆けていった。 「いやはや……これは次に見かけた時に、注意が必要かもしれませんね」 ギルドの職員が困ったような笑みを浮かべ、後頭部を掻きつつボソリと呟く。 多少過剰な反応にも思えるが、冒険者の中には悲惨な過去を持つ者も少なくないため、彼もその口なのだろうと納得した。
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