剣の主
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No.1352
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「…そうもいかないようですよ…」 アルトリアの視線の先には、あの全身黒ずくめの覆面の剣士が居た。 こちらへ向かってゆっくりと歩いて来る。 「あ…あなたでしたか…」 「よぉ、また会ったなぁ…クルアーン・セイル…」 黒剣士は目しか見えないが笑っているのは解る。 セイルは剣を鞘に収めて言った。 「僕は…あなたとは戦いたくありません!どうか黙って僕達を行かせてください!」 「…残念だがそいつぁ無理な相談だよ。お前を見逃したらオレが後でジェムにお咎めを受けるからなぁ…。それにさ、お前はオレと戦いたくないようだが…オレはお前と戦いたくて堪んねえんだよぉ!!」 黒い剣士は剣を抜いた。 「さぁ抜け!クルアーン・セイル!オレは強いヤツと戦うのが何よりも好きなんだ!騎士学校486期の麒麟児と呼ばれたお前の剣の腕前、オレに見せてくれよぉ!」 「く…っ!」 だがセイルは剣を抜かない。 「ハッ…お前にその気が無いなら嫌でも戦いたくなるようにしてやる!」 そう言うと黒剣士は傍に居た味方であるはずの白衛兵を不意に斬った。 ズバアァッ!! 「ぎゃあぁぁっ!!?」
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