剣の主
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No.1350
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すかさずその兵の腰の短刀を抜き取り、今度は振り返りざまに残る兵の喉笛を切り裂いた。 ブシャアァァ…ッ!! 「があぁぁ…っ!!?」 鮮血を噴水のように撒き散らしながらその兵士は倒れた。 「ふぅ…さて、次に死にたいのは誰かな…?」 アルトリアは兵士達を見回す。 「「「ひいぃぃっ!!!?」」」 兵士達は既に引け腰…完全に戦意を喪失していた。 一方、セイルは… 「ほらほらぁ…どうしましたぁ!?クルアーン殿ぉ…っ!!」 「うぅぅ…っ!!」 彼は苦戦していた。 白衛兵の隊長とカチカチと刃を鳴らしながら鍔迫り合いをしているが押され気味だ。 「セイル様!何をなさっているのですか!?そんな雑魚さっさと斬り捨てておしまいなさい!」 「そ…そんな簡単にはいかないんだよぉ!!!」 「…?」 アルトリアは首を傾げる。 隊長だけあって一般兵よりは腕が立ちそうだが、それでも今のセイルの実力なら本気を出せば一刀の元に斬り伏せられるレベルの敵だ。 もう足も立つようだし、何が問題だというのか…? 「…まさか!まだ人を斬る事に躊躇いがあるのですか!?」 「うぅ…躊躇い無く人を殺せるようになる事なんて…僕には無い!!」
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