剣の主
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No.1345
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「あのぉ…すいやせん、兵隊さん。そろそろ積み荷を船に積み込みてえんですが…」 一人の船主の男が恐る恐る白衛兵達の隊長らしい男に尋ねる。 いつものように人夫達に命じて自分の船に荷物を積み込んでいたら、いきなり白衛隊の一隊が現れて「全員そのまま動くな!」と命じられたのだ。 隊長は首を横に振って言った。 「ならん!クルアーン・セイルを見付けるまでは全ての作業を中止せよ」 「んな事言ったって、そのクルなんとかってヤツと我々は無関係ですぜ。犯罪者か何だか知らねえが商売は早さが命だ。ねえ…お願いしやすよ、旦那ぁ…」 船主は隊長の手を取って何かを握らせた。 「…………仕方ないな。解った。積み込みを許可しよう。その代わり兵士達の監視が付くぞ。怪しい動きがあればすぐに止めさせるからな」 「ありがとうございやす!おーい!お前らぁ!作業再開だぁ!」 「「「へーい!!!」」」 人夫達は荷の積み込みを始めた。 その荷というのがセイル達が身を隠している木箱の山だった。
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