剣の主
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No.1344
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船着き場に出たセイルとアルトリアであったが、船に乗り込む所ではなかった。 「良いか!?クルアーン・セイルが島を出る気なら必ずこの港に来るはずだ!何としても探し出せ!」 「「「はっ!!!」」」 いつの間に命令が伝わったのか、もう白衛兵達が辺りを探し回っている。 しかも後から後から応援部隊が駆け付けて来て数は増える一方なのだった。 「嘘だろオイ…」 「さすがはジェム直属の部隊…対応が早いですね」 セイルとアルトリアは波止場に積み上げられた積み荷の影に身を隠して様子を伺っていた。 「こうなったら…一気に船まで駆け込むしか無い。その際に斬り合いになるかも知れないけど…」 飛び出そうとするセイルの服の裾をアルトリアはグッと掴んで落ち着かせる。 「お待ちください。既に数が多すぎます。強行突破は最後の手段にしましょう」 「でもこのままここに隠れてても、どんどん敵の数が増えて不利になってくばかりだよ」 「私に考えがあります…コイツを利用しましょう」 そう言ってアルトリアは側に積まれた何だか良く判らない木箱をコンコンと軽く叩いた。
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