剣の主
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No.1342
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「母親との別れは済んだ?」 ウズマが尋ねる。 「ええ、まぁ…」 曖昧に答えるセイル。 そんな彼にアルトリアは言う。 「…セイル様、ヤスミーン殿は口ではああ言っておられましたが、本心では…」 「…ああ、解ってるよ。自分の母親だからね…。でも、けっきょく最後はケンカ別れになっちゃった…」 「いつか解り合える日が来ますよ。後ろを振り返ってはいけません。行きましょう!」 「ああ、そうだね!…そうだ、ウズマさん。さっきは僕のフォローをしてくれて、どうもありがとうございました」 「別にフォローしたつもりは無いよ。でも恩に感じてるなら一つだけ約束しなさい。絶対に生きて帰って来る事。…この子を異母兄の顔を知らない子にはしたくないからね…」 そう言ってウズマは自分のお腹を撫でた。 「ウズマさんも、お体を大切に…!」 そしてセイルは屋敷を後にしたのであった…。
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