剣の主
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No.1334
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ウズマは続ける。 「ねぇ、あんた、さっき決意を打ち明けた時のセイルの目を見た?ちゃんとあの目を見たんなら、彼の決断を頭ごなしに否定する事なんて…それが例え困難極まりない事だとしても…出来ないはずよ」 「……」 「……」 「ウズマさん…」 セイルは思わず彼女の名を呟く。 皮肉な事に彼の想いを最も真摯に受け止め理解してくれたのは、他人であるはずのウズマだったのだ。 いや、他人だからこそ…なのかも知れない。 ウズマは今度はセイルに向き直って言った。 「あんたもあんたよ、セイル!なに母親に反対されたからって弱気になってんのよ!さっき命懸けでもやるって言ったばっかりでしょう!」 「…そうでした…そうだった!ごめんなさい!僕、意志弱くて…!」 「謝らなくて良い!とにかくあんたが考えて決めた事でしょう!?なら誰に何と言われようと…どんな障害が立ちはだかろうと…貫きなさい!」 「は…はい!」
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