剣の主
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No.1331
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「許すも許さないも無いわよ。あなたの人生でしょう?」 「お前がそうすると決めたんじゃろう?ならば後悔しない生き方をすれば良い。ワシらの事は心配するな」 「あ…ありがとうございます!!」 セイルは皆に向かって頭を下げた。 ところが… 「ちょっと待ちなさい!!私は反対よ!!」 声を上げたのはヤスミーンだった。 「「「……」」」 「出奔してサーラ王女の元へ行く?…そんな危険な事、許せる訳ないじゃない!!」 「か…母様…!?」 「セイルちゃん!落ち着いて良〜く考え直して!あなた一人がサーラ王女の元へ馳せ参じたとして、一体何の約に立てるって言うの!?」 「…うっ!!」 それはセイルも考えなかった訳ではないが、棚上げにした疑問だ。 痛い所を突かれてセイルは反論出来ない。 「全てを捨てて自分や家族を危険に晒してまでサーラ王女の元へ行きたいの!?だいたいサーラ王女はあなたの事なんか必要としてないかも知れないわよ!別に助けを求められた訳でもないんでしょう!?あなたが一人で勝手に張り切ってるだけじゃない!そんな一時的な感情に任せて行動したら、きっと後悔する事になるわよ!」 「う…うぅ…っ!!」
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