マッスル・ウィッチ
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No.133
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彼ら二人の思惑通りに動いたソニアであったが、この顛末は後味の悪いものだった。 身内の婦女子を凌辱され、怒り狂う民兵を説得するのは骨の折れる仕事だった。 一発頬をかすめるのを喰らった上に、銃口並ぶ中での必死の説得。 最後は『こんな身内を放置していくなバカ』と言う衛生兵の叫びが彼らを我に返した事でなんとか説得に成功したのだった。 これにより隣国も名分を失い、軍を前面に出しての領主引き渡し交渉も問題無く終了。 荘園領主は軍に引き渡された上で公都での裁判。 国家反逆罪で死罪となった。 強欲領主を排除できた上で、隣国も牽制できた。 結果は大勝利と言えるかもしれない。 更に荘園には公都から代官が送られ、直轄地とされたのだ。 一方、ソニアはこの功績が認められ、アイル公太子の護衛隊長として抜擢された。 しかし、彼女としてはもやもやする結果だった。 どこかしらディックやドワサンに騙された心境。 特にドワサンのせいか、魔導師がトラウマになりそうだった。
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