剣の主
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No.1327
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(…いや、違うな…) セイルは思う。 家族の命が危ないから…だって? そんな事は言い訳に過ぎない。 (結局、僕は怖いんだ。今の、この人生を失う事が…) 家族が心配だと言うんなら、先に王都から離した上で自分も旅立てば良い。 要するに、どっちを取るかだ。 権力者(ジェム)のお気に入りという立場に甘んじて今まで通りの生活を続けるか…それとも自分の心の声に従って自分が本当にしたい事をするか…。 (僕が今、本当にしたい事…それは…) “サーラさんを助けたい!” …何も王太子に夢枕に立たれて頼まれたからじゃない。 セイルは心からそう思うのだった。 サーラの元へ行く。 行ったからといって役に立てるかどうかなんて解らない。 自分に何が出来るのか…なんて考えてる暇があったら、まず行こう。 セイルは決意した。 「アルトリア!お祖父様と母様に居間に来てくれと伝えてくれ!大事な話がある!僕も着替えたらすぐに行く!」 「セイル様……解りました!」
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