剣の主
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No.1325
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「そ…そんな事は無いだろう!?」 セイルは言った。 だが声は震えている。 「ジェムに反旗を翻したのはサーラさんだけじゃない!各地の太守達だって相当な数がいたはずだ!残った皆で力を合わせれば、まだジェムと充分に戦える戦力になる!」 「…それは無理ですよ、セイル様」 「私もそう思うわ」 「どうしてだよ!?」 声を荒げるセイルにアルトリアとナシートは答えた。 「王太子殿下という旗印を失った時点で、既に反乱側にそこまでの事をする士気は無いはずです」 「だいたい反ジェムに名乗りを上げた太守達はまだ国内各地に散らばってるわ。連携が取れずに各個撃破されて終わりでしょうね」 「それじゃあサーラさんはどうなる!?」 「今度は逆賊として追われる事になるでしょうね。上手く国外へでも逃げ延びられれば良いのですが…」 「そんな……っ!!」 セイルは目の前が真っ暗になりかけた。 あのサーラが絶体絶命の危機に立たされている。 (きっと殿下はこの事を言ってたんだ!何とかしなきゃ!でも僕に一体何が出来るって言うんだ!?)
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