剣の主
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No.132
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(あぁ…ついに戦闘が始まる!) セイルは思わず体がブルッと震えた。いわゆる武者震い…いや、その半分は恐怖だろう。だが彼は奮い立った。腰に下げた聖剣の柄をギュッと固く握り締める。 「こらこらセイル君、これは実戦じゃないのよ。私達の武器はこっち…」 サーラはそんなセイルをたしなめ、木剣と防具を彼に渡した。 「…あ!そ、そうでした。ごめんなさい…」 我に返って謝るセイル。サーラはセイルの聖剣を見て笑って言う。 「フフ、今日も一緒なのね」 「はあ、まあ…」 セイルも少し恥ずかしそうに微笑み答える。 「緑チーム!!来ます!!」 「「あ…!」」 一人の生徒の声に慌てて防具を装着する二人。胸当て、肩当て、そしてヘルメットだ。木剣を防ぐ目的で作られた防具なので、本物の鎧兜よりも薄くて軽くて動きやすい。
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