剣の主
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No.1310
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一夜明けて… 反乱軍の幕営地ではアルシャッドの姿が見当たらないというので大騒ぎになっていた。 「アルシャッドは一体どこなのおぉ!!?どこなのよおぉぉ!!?」 特にシェヘラザード王妃の取り乱しようといったら無かった。 「お姉様、落ち着いて…!」 ドゥンヤザードは困惑する姉を宥める。 そこへ、真っ青な顔をした一人の武官が来て告げた。 「…王妃様、アルシャッド殿下が…発見されました…」 「本当!!?アルシャッドは無事なの!!?」 「…それは…どうかご自分の目でご確認ください…」 天幕の外に、発見され“回収”されたアルシャッドが横たわっていた。 「……っ!!!!?」 それを目にした王妃は一瞬、絶句した。 だが次の瞬間、彼女はアルシャッドに駆け寄り、大声を張り上げて怒鳴りつけた。 「軍医いぃっ!!!!何をしているのおぉっ!!!?早く手当てをなさいっ!!!!酷い怪我よっ!!!!早くしないと手遅れになってしまうわあぁっ!!!!」 「「「……」」」 だが誰も動こうとしなかったし、何も言わなかった。 「早くうぅっ!!!!アルシャッドを助けるのよおぉっ!!!!私の命令が聞けないのおぉっ!!!?」
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