刄者と鬼
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No.131
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ペンネーム
┗狗丸
本文
「…全く痛くない」 「治したんだよ…俺のせいで付いた傷だ…から………治…して…当然だ… 先程まであった痛みが消え失せて驚いている籐弥の肩に、いきなり芹那の身体が覆いかぶさる。 それに驚いた籐弥は身体のバランスを崩して倒れそうになりながらも、必死に脚を踏ん張って全身を受け止めた。 「いきなりどうしたんですか?」 籐弥の問い掛けに全く返事を返さない芹那。よくよく芹那のことを確認してみると、気を失ったかの様に薄い寝息を立てて眠ってしまっていた。 こんな状況でに眠られても困ると籐弥は困惑しているが、そのまま放っておくわけにもいかないし、外の道すがらに身体を横にさせることも気が引けるとばかりに上手く体制を立て直し、芹那を背中におんぶする様な形になると、少しだけ力を入れて身体を抱え上げた。
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