剣の主
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No.1308
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「……」 ジェムを見つめるアルシャッドの表情が僅かに変化した。 それはどこか悲しそうな、残念そうな…まるでジェムを哀れむような表情だった。 「…や…止めろぉ!!!そんな哀れむような目で僕を見るのは止めろおぉ!!!今にも死にゆく敗者のクセに…!!!僕に同情の視線を向けるのは止めろおぉ!!!!う゛あ゛あ゛あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?」 ジェムは絶叫して腰に下げていた剣を抜き、アルシャッドに馬乗りになって、その顔を滅多刺しにした。 アルシャッドが息絶えても、顔がグチャグチャに潰れて誰だか判らなくなっても、ジェムは狂ったように刺して刺して刺し続けた。 「僕の勝ちだぁ!!!僕の勝ちだあぁ!!!僕の勝ちだあぁぁ!!!!」 ジェムは泣いていた。 しかも失禁していた。 彼は幼子のように泣きじゃくりながら、もう動かないアルシャッドの亡骸を刺し続けた。 「「「……」」」 そんなジェムにシャリーヤも兵士達も声を掛ける事が出来ず、ただ黙って見ていた…。
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