剣の主
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No.1306
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「これはこれは…お待ちいたしておりましたよ、王太子殿下…いや“元”王太子殿下とお呼びすべきかな?」 「久しぶりだな…ヤヴズ・ジェム」 「殿下、戦いを終わらせるために来たと仰いましたな…よくご決断いただきました。殿下のその勇気のお陰でこの戦いはもうすぐ終わりますよ…!」 そう言うとジェムはサッと右手を上げた。 ザザザッと茂みを掻き分けてシャリーヤと銃を持った十名前後の兵士達が姿を現す。 「殺れえぇいっ!!!」 ジェムの合図で兵士達は一斉にアルシャッドに向けて銃を構え引き金を引いた。 …その一瞬、ジェムにはアルシャッドの口元がフッと微笑んだように見えた…。 「…っ!?」 次の瞬間… ズダダダダダアァァーンッ!!!! 「ぐ…っ!!!?」 アルシャッドの身体を幾つもの鉛玉が貫通した。 彼は体中に開いた穴から血を噴き出し、バッタリ倒れた。 「…笑った…だと…?」 ジェムには訳が解らなかった。 彼はアルシャッドに歩み寄る。 アルシャッドは手足を投げ出して仰向けに倒れていた。 まだ微かに息がある。
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