剣の主
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No.1301
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「い…いひいぃぃ…」 広場に引き出されたデデンは上半身裸にされ、棒打ち用の台に拘束された。 顔は真っ青で全身から脂汗を流し、体は小刻みにガクガクと震えている。 木の棒を持った屈強な兵士が現れ、ブンッブンッと勢い良く棒を振って音を鳴らした。 「は…母上、叔母上、やはり止めましょうよ…こんな事は…」 弱々しい口調ながらも諌めるアルシャッド。 だがシェヘラザードは息子の言葉を無視して非情に言い放った。 「始めなさい!」 「はっ!」 棒が打ち下ろされる。 バシィーンッ!!!! 「あ゛あ゛あぁぁぁっ!!!?」 バシィッ!!!バシィッ!!!バシィーッ!!! 「あ゛あ゛ぁぁっ!!!あ゛あ゛ぁぁっ!!!あ゛あ゛あ゛ぁぁぁっ!!!?」 デデンの背中を棒で打つ音と耳を塞ぎたくなるような苦痛に喚く悲鳴。 「あふぅ…」 バタァーンッ!!! アルシャッドは気を失ってぶっ倒れた。 シェヘラザードは思う。 (ハァ…まったく我が子ながら情けない…しかしそれ故に愛しい我が子よ…お前を王にするためならば私は悪魔にもなるわよ)
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