魔剣使い
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「失格だ」 「は?」 「汝は我が使い手にふさわしい人の子ではない。このような俗物になにゆえ我が戒めを解くことができたのか…」 「俗物で悪かったな」 率直な剣の悪口に、彼は顔をしかめた。 「我が代々の使い手は、常に勇者であった。清廉にして恬淡、慈愛にあふれ正邪を見抜く…純粋破壊の魔剣を振るうにふさわしい人格でなければならなかった」 剣は、ありし日を思い出すように、静かな口調で語った。 「ふーん」 「だが、一度目覚めた以上、時を戻すことはできぬ」 剣の口調は本当に、ものすごく不本意そうだった。
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