剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1290
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
翌日、義勇軍はイスカンダリアを出立し、前線へと向かった…。 一方、その前線ではアルシャッド(実際は王妃)率いる反乱軍と、ジェム率いる王軍とが激しい戦いを繰り広げていた。 双方の兵力は…反乱軍は勢いに乗って膨れ上がり5万、王軍はその倍の10万であった。 数から行けば王軍有利だが、士気は断然反乱軍の方が高い。 特にサーラが反乱軍に付いてからは士気は一気に上がった。 そのサーラが率いる東方鎮台軍3万は、まだ前線には到着していない。 ジェム配下の太守達が進軍を阻んでいたのだ。 サーラとしては早くアルシャッド軍と合流して新都ジャディード・マディーナを攻め落としたい所だったが、まずは彼らと戦わねばならなかった。 アルシャッド軍はアルシャッド軍で、食糧を強制的に徴発した事で民衆の支持を失いつつあった。 戦場で現地人の協力が得られないのは地味に厳しいし、中には食糧の供出を拒否してジェム側に付く州も少なくなかった。 それでも王妃シェヘラザードは依然、強気だった。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説