剣の主
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No.129
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結局サーラ率いる赤チームは全体の約半数近くを斥候として出した。何せ他チームがどこに居るのかすら分からない状況…最初は索敵に人数を割かれるのは仕方の無い事だ。 高台に居るので遠くまで見渡せるのが利点である。見渡せば遥か遠くの丘に白い旗が見えた。残りの青、緑、黄色は森や茂みの中にでも隠れているのだろう、全く見えない。 「ははは…僕達の他にも同じような考え方のチームが居るんですねぇ〜」 セイルは笑って言った。彼は居残り組だ。サーラが答える。 「そうね、あるいは…」 「あるいは…?」 「…囮という可能性もあるわ」 「ど、どういう事ですか?」 「白チームが他のチームとの間に“同盟”を結んでいたら…つまり、片方がわざと目立つ場所に陣取って敵を誘い出し、手薄になった本陣を同盟チームが一気に叩く…」 「まさか〜、そんなの考えすぎですよ」 「いや、戦略としては極めて有効だ。実行するチームがあっても何の不思議も無いだろう…」 アリーもこれに関してはサーラの考えに賛同する。
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