剣の主
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No.1283
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┗とくめい氏
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一方、ハディードが部下たちの前で情けない姿を晒してる頃、総督マリクシャーと側近のハーシィはハディードの単純ぶりを嘲笑っていた。 「いや〜ハディードが単純でチョロい男で助かった」 「はい、ああいう男は餌と鞭を使い分けるのが一番です。所で閣下、ハディードとの約束はどうします?」 ハディードとの約束はどうするかハーシィはマリクシャー総督に訊ねると。 マリクシャーはふんぞり返って守る気はないことをハーシィに言う。 「無論、無視だ!無視だ!どうせ今回の内乱は激戦だから。あの無能なら確実に戦死だろう」 「流石は閣下であります。あんな無能な役立たずは捨て石にするのが一番です」 帰れると信じ張り切るハディードであったが、マリクシャーたち上司は約束を守る気はなかった。 非常に酷い話であるが、強きに従い弱きを挫くのが現在のイルシャ貴族たちなのである。 そして、パサンたちはと言うと。
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