剣の主
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No.1276
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「何がおかしい!?」 「ひいぃっ!?も…申し訳ございません閣下!我が中隊の兵達はどいつもこいつも腰抜け揃いでございまして、そのくせ態度が悪く生意気で中隊長である私に敬意を払おうともしない、まったく忠誠心の欠片も無い不忠の輩ばかりなのでございます!ですから志願者が少ないのは決して私のせいではなく…」 「馬鹿者!!貴様の中隊の内情など知りたくもないわ!!何とかして部下達を説得して義勇軍に志願させろ!!全員だ!!」 「ぜ…全員ですか!?」 「そうだ!!しかしこれは私が強制した事ではないぞ!!それでは後でジェムが不利になった時、反乱軍側に寝返れな……と…とにかく、あくまで本人達の意思による“志願”なのだ!!」 「そ…そんな……」 まだ若いハディードは矛盾した命令に頭を悩ませる。 「やってくれるな?ハディード…」 「は…はあ、閣下…あの…その…志願するという事は、やはり…その…戦場に出て戦うという事なのでしょうか…?」 「当たり前だ!」 ハディードはゴクリと唾を飲み込んで、マリクシャーに申し立てた。
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