剣の主
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No.1275
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それから一週間が過ぎたが義勇兵は全く集まらなかった。 「ハーシィ!!これは一体どういう事だ!?」 イスカンダリア総督ハッサース・マリクシャーは側近のハーシィを呼んで怒鳴り付けた。 「はあ、やはりヤヴズ・ジェムは兵士達には人気が無いようですなぁ…これがサーラ姫だったら真逆の結果だったのでしょうが…」 「そんな事言ったってジェムは味方に付けば反乱鎮圧後、中央に大臣級の椅子を用意してくれると約束してくれたが、サーラやアルシャッドからは何も言って来んではないか!だから今はポーズだけでもジェムに味方しておこうと思って義勇兵を募集したのに…」 「こうなったら仕方ありませんな…各中隊に圧力を掛けて半強制的に志願させましょう」 「それは良い!各中隊の隊長から働きかけさせよう」 かくしてパサン達の上官であるハディードも呼ばれた。 「うへへへへ…あのぉ、本日はどういった御用件でございましょうか?総督閣下…」 「うむ!ハディード、義勇軍の件だが君の中隊からは何人志願しているかね?」 「えぇと…5人くらいでしょうか?」 「2人だ!」 「そ…そうでございました!2人でした。どうも…うへへへへへ」
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